海外進出を考えている!
海外市場向けにマーケティングしたい!
グローバルブランドを確立したい!
企業が海外進出するとき、自社サイトの多言語化は一番最初に考えますよね。
たとえいい製品を作っていても、顧客が企業サイトから情報を収集できる状態でなければ、効果的なマーケティングを行うことはできません。
今回は、多言語対応ウェブサイトを制作する方法について解説します!
1.ウェブサイトの多言語化とは?
そもそも、なぜ多言語対応のウェブサイトが必要なのでしょうか?
最大の理由は、日本のウェブサイトと海外、特に英語圏のウェブサイトは根底にある文化がかなり異なっていることが挙げられます。
たとえば、海外のウェブサイトは基本的にシンプルなつくりが好まれている一方で、日本のサイトは情報量に重きをおいています。日本のウェブサイトは1ページあたりの情報量をできる限り多くしようとしているため、文字の割合が大きくなります。そのため、全体的にごちゃごちゃした見た目になることが多いです。
このような違いはウェブサイトを閲覧する人の美意識やビジネス上の慣習を反映しているため、日本語のサイトを単に翻訳するだけでは、望む結果を得ることが難しくなってしまいます。
多言語対応のウェブサイトを制作し、効果的な集客を実現するためには単純な翻訳作業以上のローカライズが必要となるのです。
それでは、どのような場合に多言語対応のウェブサイトが必要になるのでしょうか?
海外進出を計画している
海外進出を計画しているのであれば、ウェブサイトの多言語対応は必須です。
進出を計画している地域にあわせて、現地の言葉で情報収集できるようにする必要があります。
海外支店の設立、市場の開拓、原材料の調達、事業展開、国際的な人材活用など海外進出の目的はたくさんありますが、どの場合でも進出先の言葉で情報発信をするのが絶対に必要です。
すぐに海外進出を計画していない場合でも、将来的に可能性があれば早いうちに準備しておきましょう。
インバウンド市場で集客したい
自社が海外進出する場合以外にも、多言語対応のウェブサイトが必要になる場合があります。
例えば、外国からの旅行客に商品を知ってもらおうとする場合には、最低でも英語での情報発信が必要になるでしょう。
インバウンド市場をターゲットにした戦略を構築することで、小さなパイを奪い合うことなく、効率的に新たな市場を開拓することができるのです。
グローバルブランドを確立したい
国際的なブランド認知を目指している場合や、顧客にグローバルな企業だとイメージを持って欲しい場合にも多言語対応のウェブサイトを制作することは効果的です。
英語や中国語のサイトを持っていれば、日本国内の顧客から国際的なビジネス展開をしている企業だというイメージをもたれるため、自社のブランドイメージを向上させることができます。
グローバルブランドを確立することで、自社がその分野で専門的な知見を持ち、海外からも顧客がひっきりなしにやってくる第一人者であるというイメージを発信することができます。
2.多言語対応サイトを制作する上でのポイント
多言語対応サイトを制作するための方法を解説します。
7つのステップを踏むことで、だれでもウェブサイトを多言語化させることができます。
①多言語化の目的を明確にする
最初に、ウェブサイトを多言語化する目的を明確にしましょう。
ある国の市場に進出したい場合と、その国の人材を雇用したい場合では、ウェブサイトの完成形は全く異なります。
なんのために多言語展開するのかは最初に明確にしておきましょう。
②翻訳する箇所や予算を決める
目的を明確にしたら、自社サイトのどの部分を翻訳するのか、また翻訳のためにどのくらいの予算を割けるのか決めましょう。
翻訳には機械翻訳、ネイティブチェック、ネイティブ翻訳があります。
自力で翻訳することができればベストですが、そうでない場合は誰かに依頼して翻訳してもらう必要があります。
自力で無理やり翻訳して違和感のあるウェブサイトになってしまうくらいならプロに依頼してもらいましょう。
また、対象の市場で魅力をアピールするためにはコンテンツを翻訳するだけでは不完全です。後述するレイアウトやデザインの問題も含め、コンテンツをすべて作り直すことも検討しましょう。
③翻訳する
前のステップで決めた予算や翻訳範囲に応じて翻訳手法を選び、対象のページを翻訳します。
④URL構造を決定する
翻訳したページのドメインをサイト本体から分ける必要があります。
日本語のドメイン名が英語にしたとき全く意味が通じないものになってしまうことがあるため、全く新しいドメインを取得する必要があることもありますが、現在所有しているドメインを利用してウェブサイトを多言語に対応するよう設計する場合、以下の3パターンがあります。
・国別ドメイン(ccTLD)を使用する(例:https://seirogai.co.us)
展開する国が決まっている場合におすすめです。
一方で、英語圏全体など複数の地域にまたがって展開したい場合には不向きです。
・サブドメインを使用する(例:https://us.seirogai.com)
サブドメインを使用すれば、元のサイトと紐付いた新しいサイトを作ることができます。
管理の手間が増えるデメリットがあり、また検索エンジンからの評価が低くなる可能性があります。
・サブディレクトリを使用する(例:https://seirogai.com/en-us)
サブディレクトリを使用する方法は、現在のサイト本体の下部に新しいサイトを作る方法です。最も手軽ですが、ドメイン全体の評価が各言語版サイトに影響します。
海外のお客様にアピールするためには、効果的なブランド名を用いることがとても重要です。現在のドメインを利用すべきか迷う場合、ぜひSeiRogaiにご相談ください。
⑤多言語版サイトのレイアウト・デザインを見直す
日本語に翻訳された海外のサイトを見ていて、コンテンツは ちゃんと読めるのに違和感を覚えたことはありませんか?
これは、レイアウトやデザインをもとのサイトから流用し、コンテンツだけ翻訳したようなサイトを見ているときによく起きます。
海外仕様のレイアウトのせいで、日本語文化に慣れた私達は違和感を覚えてしまうのです。
ある言語で制作されたウェブサイトは、その国の言語や文化、美意識を反映したものになっています。そのため、単に翻訳しただけでは、対象となる国の人々に効果的にメッセージを届けることができないのです。
実際のことは日本語サイトを外国語に作り変える際にも起きる可能性があります。
現在運用されている多くの日本語サイトは、日本語話者向けに最適化されているため、単に翻訳するだけでは効果が薄いどころか、場合によっては異なる文化圏の人には違和感や嫌悪感を与えてしまうかもしれません。
好意を持ってもらいたい相手に悪感情を持たれないためにも、レイアウト、デザインについては熟慮しましょう。
サイトの目的、展開する地域、翻訳する言語に応じてデザインを見直すことで、ブランドイメージを劇的に向上させることができます。
場合によっては、コンテンツを含めウェブサイトそのものをまるごと作り直す必要もあるかもしれません。
⑥海外 SEO 対策を実施する
日本語のサイトと同じように、海外向けのサイトもSEO対策を行わなければなりません。
多言語サイトで効果的なSEO戦略を構築するには、対象の言語で最も人気のあるSEOキーワードを知るための専門知識が求められます。
当然のことながら、日本語で検索するときとは異なるキーワードが使用されるため、対象市場への深い理解が必要となるのです。
海を超えてブランドイメージを届けるためには、サイトマップを作成する、カテゴリ構造を見直すなどのメカニック的な施策だけでなく、検索をするときにどのようなキーワードを用いるか、どのように単語を連想するか、といった文化的、社会的な背景を理解しなければ効果的なSEO戦略を構築することはできません。
場合によっては、既存のウェブサイトを完全に作り直したり、まったくあたらしいコンテンツを制作する必要もあります。
社内に対象言語、地域を理解している人がいない場合、専門家に相談することをおすすめします。
SeiRogaiなら、海外市場に関する多様なリソースや知識を活用することで、企業のメディア、ブランドを効果的に成長させることができます。SEOフレンドリーな多言語サイトを制作する際はぜひご相談ください!
⑦多言語ホームページを運用する
多言語化が完了したら実際に運用してみましょう。
実際に運用することで、課題も見えてきます。
見つけた課題は適宜対応し、サイトをブラッシュアップしていきましょう。
3.ウェブサイトの多言語化ならSeiRogaiへ!
面倒な多言語対応ウェブサイトの制作は株式会社SeiRogaiにお任せください!
SeiRogaiはユエン・サムミヨル とリン・レイチェルが日本で創業しました。
多言語対応の動画制作やウェブサイト制作を得意としており、海外市場に関する専門知識を持った専門家チームが市場調査、ウェブサイト制作、コンテンツ制作/映像制作、マーケティング、海外進出戦略まで一貫してご対応いたします。
SeiRogaiの使命は、日本企業のビジネス促進や海外進出のサポートすることです。国際的な視点から企業のメディア、マーケティング、ブランドへアプローチでき、ワンストップで海外向けプロモーションや動画制作を行えます。
また、海外市場をターゲットとするだけでなく、グローバル企業として日本市場にアピールするための国際的なキャンペーンを展開したい場合、多文化・多言語によるメディアキャンペーンの経験を持つSeiRogaiの動画制作サービスは最適です。
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